ヤマトシジミは宍道湖などの真水と海水の混じりあった場所で生きています、そのため真水の水道水で砂抜きをすると浸透圧などの影響でシジミの旨みまで抜けてしまいます。
そこで薄い塩水を使った砂抜きをおすすめしています、よろしければ参考にして下さい。
約1% (水1リットルに対して食塩10グラム) の塩水を作ります。(海水の塩分濃度は約3%)
●シジミが吐いた砂をまた吸い込まないようザルに入れ、シジミが全て水中に沈む量の塩水に浸けて(3時間〜一晩位)冷暗所に置きます。
低温での砂抜きは時間がかかりますので、冬場、冷蔵庫内での砂抜きは時間を長めにして下さい。
できれば途中で塩水を入れ替えるとシジミが弱らず良く砂を吐きます。
●夏場は常温での砂抜きは水温が高くなりシジミが弱ったり死んでしまいます。冷蔵庫かクーラーボックスに入れて砂抜きを行って下さい。
●殻が開いている、ずれている、他と比べて明らかに艶がなく墨のような色をしている場合は死貝ですので取り除いて下さい。
念入りに選別しておりますが、少々の混入、発送後死んでしまう貝は避けられませんのでご了承下さい。
●冷蔵庫保存
シジミは砂抜き時以外は水に浸けて置かず、表面が乾かないように保存しなるべく早くご賞味下さい。
●冷凍庫保存
余ったら冷凍保存がおすすめです、砂抜きをし表面をこすり洗いしてから水気を切りナイロン袋に入れて冷凍します。
解凍せずそのまま料理にお使い下さい。
冷凍することによりシジミの旨みが増します。
冷凍保存で2、3か月間はおいしく食べられます